游書体の基本的な扱いについて

レッスン報告

Word文書にExcelデータを貼り付けて、レイアウトを整えた方から相談を受けました。

「行間が開きすぎてしまう。」

たしかに、行間がとても広いです。

すかすかになっていると感じてしまう行間

こんなに、行間が広いと文字の空具合が気になってしまいます。

解決策その1

1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる

のチェックをはずします。

その結果として、少々行間が狭くなりました。

このくらいで、ちょうど良い感じだと思います。

文書によっては、もっと行間を詰めたいと思うことがあります。

解決策その2

フォントを「游ゴシック」から「MSゴシック」に変更します。

相当、行間が狭くなりました。

文字のデザインは、かなり違う感じがします。

游ゴシックの方が、整っているように思えます。

簡単な解説

「メイリオ」「游ゴシック」「游明朝」は、MSゴシックやMS明朝にくらべて、視認性が良くキレイだといわれています。

でも、行間が広くなります。どうして、広くなってしまうのかは不明です。

文字そのものが持つグリッド基準があるように思えます。

Wordなどのアプリ側でグリッドを決めなくても、フォントが日本語として読みやすい行間を確保しているのだと思います。

今までの経験でそのように感じています。キチンとした裏付けがありません。悪しからず。

游書体は字游工房が販売しているプロフェッショナル向け書体だそうです。

パソコンをはじめたばかりで、Wordを活用したいと考えている人には少々操作が難しい書体ですね。

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