ありがとうが言えて、よかったかもしれない

やったこと

9月16日(水)夜8時。電話が来ました。

昭和6年生まれの、パソコン受講している方です。

以前は、週に2回通っていました。2年ほど前から、1か月に1度ほど思い出したように、いらっしゃいます。

久しぶりにご予約の連絡かな?と思いましたが、話し声の様子が少々おかしいと感じました。

いつも、滑らかな口調とはいいがたい話し方なのですが、電話の声はようやく声を出しているような感じでした。

9月6日に入院している、余命はあと数日。肺がんに侵されているということを、絞るような声でお話しされました。

苦しそうな話し方ですが、悲壮感は感じられず、平静を保っている感じです。

おだやかでいながら、自分の余命をしっかりと受け止めているような口調です。

その、穏やかさに彼の偉大さを確認できました。

築和工房を支えていただき、ありがとうございました。

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