
頭の中にあるものを知る
30秒で、ものの名前を10個言ってみよう
図形の名前、花の名前、ヨーロッパの都市、小説家の名前など、短い時間のなかでものの名前をパッと思い浮かべ、声に出してみましょう。
考える習慣をつける
短く論理的に伝えるための極意。
主張は1つ、理由は3つ
主に「トレンド」「特性」「お得感」で考えてみるといいそうです。
たとえば、彼女にプレゼントするマフラーを選ぶ場合は以下のように考えてみます。
「(マフラーの)色は赤。今年のラッキーカラー(トレンド)、彼女の暖色系のコートに合う(特性)、イタリア製の割には安い(お得感)」と考えていく。
論理的に発想する力をつける
伝える1人を決め、その人をすみずみまでイメージしよう
一度「考える型」を覚えてしまえば、自由自在に物事を考え、新しい切り口が思い浮かぶ、とひきたさん。「5つのWHY」「弁証法」「擬人化」といったメソッドがあります。
ヨーグルトの新製品を出すとします。頭のなかでヨーグルトを買ってほしいターゲット像を想像し、名前、性別、年齢、家族構成から、職業、居住地、年収、趣味、関心ごと、夢や目標までをありありと描いていきます。
真に伝わる表現力を磨く
望遠レンズでズームするように、伝えたいことに迫ってみよう
・「ラーメンがおいしかった」→「ラーメンのスープがおいしかった」
・「うちの子、かわいいでしょ」→「うちの子の鼻、かわいいでしょ」
・「ニューヨークが好き」→「ニューヨークの音が好き」
日頃から「◯◯の◯◯」と考えるクセをつけておくこ。
言葉に説得力を持たせる
苦労や失敗談のネタを10個持とう
「苦労や失敗談のネタを10個持とう」というのは、プライベートな情報を効果的に開示することによって、物事を深く理解させるためのテクニック。
人は成功話よりも苦労話が好き。たしかに仕事でも商品の良さや成功ばかりを強調するよりも、失敗や苦悩が続いた開発秘話を紹介するほうが、「応援したい」という味方は増えます。
また、苦労や失敗談のほか、一番の成功談、受験や恋愛のエピソード、趣味や旅行など、自分の人生の転機となったような「とっておきの話」を持っておくと、相手に自分を知ってもらいたいときに使える武器にもなるのだそうです。
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